踏ん張りどき

キャンプも終盤に差し掛かってきました。
これからは実戦がメインになります。
主力は別として、これから若手は振り落とされます。
選手も自分自身の今の立場は大体分かっていますから、必死です。
ただ疲れていますからね、若手選手は。今がまさに疲労のピークでしょう。
ここまで先頭になってしゃかりきにやっていますから。
ですから故障や怪我が心配です。しかしその中で結果を出して、この時期をうまく乗り切るメンタルと体力が必要です。

後はチーム状況でしょうね。ホークスのように戦力が盤石なチームであれば、多少無理をしてでも、なんとしてでも一軍に這いつくばる必要があります。おそらくシーズン中は更にチャンスはないはずですから。
しかし、他のチーム、しかも戦力の薄いチームは、怪我をしてまでも今、無理をする必要はありません。自分の力さえあれば、後々嫌でもチャンスは回ってきます。これはポジションにもよりますが特に投手はチャンスがあります。ファームにいても、何試合か結果を出せば、いずれ上に呼ばれます。野手はその点、少し壁が高いかもしれません。

ただ言えるのは、首脳陣にキャンプの時に自分の良い時の状態を印象付ける必要はあります。「こいつは力はあるな」と思わせることが出来たら良いでしょう。そうすれば、シーズン中に誰を上に上げようかという時に名前が出てきやすくなります。ですから、自分の存在を今のうちにアピールすることが必要ですね。

選手は孤独です。本当の悩みは選手同士では話をしないでしょうね。
本音と言っても、100%は言わないでしょう。
皆んな、それなりにギリギリのところで戦っていると思います。
作り笑顔をしながら、元気に振る舞い、少々の痛いところを隠してね。

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過ぎるのも良くない

キャンプ視察の追記です。

先日も書きましたが、それぞれ球団によってキャンプの練習内容にも特色があります。
今回、それを顕著に感じることが出来ました。

それは某球団の打撃練習の時です。
一打、打つごとに、ゲージの横にいるコーチが、選手にアドバイスするのです。身振り手振りで。
しかしマシンですから、それを聞いていた選手は打つことに間に合いません。
遅れてしまいます。それを見て、またコーチが指示します。
これがずっと続くのです。
こんなことやれれたら、選手は落ち着いて打つことも出来ないと思うのは私だけでしょうか。
今時、小学生でも、こんな練習なんてしないと思いましたね。
まさにコントでした。

ちなみに、これは、一軍での光景です。二軍ではありません。

他球団がどうかと言えば、静かな練習です。大人の練習です。一軍ですから、ある程度出来上がった集団ですから。
コーチが教えていて声が出ているから、良い練習ではありません。もしも、じっくりと教えるのであれば、場所を変えたり、後ですれば良いことです。そのタイミングを間違えると、逆効果のような気がします。

教えるのを我慢するにも指導では大切なこと。声を掛けるタイミング、選手の態度などが揃わないと意味がありません。
自分本位で、しかも周囲に、いかにも自分は教えていますのアピールをするコーチが今だに存在することが驚きでした。

選手が可哀想に思いましたね。こんな練習、毎日やっていたら辛いだろうなと。

CS

短い期間でしたが、今回数球団のキャンプを見ることが出来ました。

それぞれに特色があり、面白かったですね。
そして、ファンサービスと言うか、我々への対応も年々進化しているように思います。やはりこれだけスポーツ、そして趣味が多様化しているので、昔のように殿様商売をしていたら、いずれ野球は淘汰されていきます。
いかに新規のファンを獲得していくか、維持していくか、そして売上を伸ばしていくかが、球団経営の終わりなき課題です。
ですからCS、ホスピタリティーなどは、その一丁目一番地かもしれません。

そんな中、一つの球団だけ、酷かったところがありました。
あまり書くと分かってしまうので、止めておきますが、なるほどな、、、と思いました。
こんな態度をとっていたら、ファンもスポンサーも減るだろうと。

ちなみに選手ではありません。選手は関係ありません。

もしかすると、その当人だけの問題だったのかもしれませんが、思っているよりもずっと根が深いかもしれませんよ。

生まれ変わる

ヤクルトと中日だけが、昨日まで第一クールでした。5日間はやはり最初のクールとしては長いかもしれません。
選手は、さぞかし疲れていることでしょう。
なんで俺たちだけなんだよ、、、、と思っているでしょう。

休日の今日、ゴルフに行く選手なんていないんじゃないかな?

特にヤクルトは未だかつてないくらいの練習量のようですから。

ヤクルトっていうと、どちらかと言えば、自由で、家庭的な雰囲気のイメージがあるチームです。
選手、球団全員が仲が良い、和気藹々といった感じの。

それが今年は一変。やはり去年の96敗という歴史的大敗が原因でしょう。

そこで球団は再建策として、自他共に厳しいと言われる宮本氏をヘッドとして招聘しました。
おそらく、彼に再建の全てを任せたんでしょう。でなければ、彼も中途半端な気持ちでは受けない性格のように思います。

今は長い時間、練習をしていますが、そこは、先ずは選手の意識改革が狙いなんだと思います。
これまで少し選手に緩い部分があったのを、強制的に変えているんでしょう。

もちろん最終的にはプロ意識の高い、選手が自主的に行う集団が理想です。
しかしその為にも、選手の意識、そしてチームの雰囲気を変えるべき、今は質と共に量を増やしているんだと思います。

周囲は、そんな長い時間をやっても意味がないと言いますが、私は、この取り組み、必ず好結果を生み出すと思います。
例え、今年直ぐに出ないとしても、数年後に表れてくるのではないでしょうか。
その時は骨太の強い選手が数多く育っているように思います。

そこまで選手がついていけるか、、、というより、球団上層部が我慢出来るか?
心配はそこです。

レベルが違う

メジャーでは、契約が進まない選手が多く、混乱しているようです。
考えてみれば、もうキャンプ入り寸前です。
異常事態かもしれません。

既にキャンプ地の球団施設でトレーニングをしている選手もいることでしょうし、大谷君も渡米していますもんね。


選手側が堪忍袋の尾が、、、みたいです。
94年以来のボイコットも示唆しています。

理由は色々あるのでしょうが、これも契約の需要と供給の世界ですから、今はその合致点が見出せないのでしょう。

とにかく選手の年俸額が凄い。そこに天井がないのだから、、、、。
選手側がこれまでを鑑みて、主張するのも当然です。
おそらく選手側が妥協すれば早々に決まるんでしょうが、そうはいきません。これぞ資本主義の国、アメリカって印象です。
日本だったら、ここまで長引くことはないでしょうね。
先ず選手側がここまで戦えない。そこには代理人も介在するし、なんと言っても選手会の力がとてつもなく強い。契約社会として成熟している国だからこそ出来ることかもしれないし、野球ビジネスとしての構造が出来あがっている。

この問題、逆に選手が我慢出来ずに安易に契約をする、第三者的に見ても、球団側に有利な契約をすると、その選手は糾弾される可能性があるかもしれません。

メジャーの、こういう環境、組織からしても、日本のプロ野球は既に追いつけというレベルではないように思います。

プロフィール

フェニックス

Author:フェニックス
元プロ野球選手のブログ。
現在、セカンドキャリアとしてプロスポーツ選手のエージェントを務める中で感じたことを綴っています。自分の選手としての経験と、エージェントして現場に身近にいる人間のブログ。

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