セカンドキャリア

シーズン最終、引退を発表する選手が続々と出てくる。
チームの功労者であれば、引退試合も行う必要があり、どうしてもこの時期になるのだろう。

ただ内情、相当なキャリアの選手以外は、基本、来季の構想外である選手がほとんどだ。

先ず球団は、その選手に来季の契約を結ばない旨を伝え、その選手の今後の意思、進路を確認した上で発表する。
何故なら、仮に引退する場合は、その選手のプライドを考えてあげ、構想外ではなく、自分の意志で引退とした方が、周囲に与える見栄えが遥かに良いから。


そして球団ではそれなりのポストを用意し、それでも他球団でプレーをしたい選手には、構想外となるわけだ。
(全員にポストがあるわけではないが)

先日もある旧知の選手から電話があり、今回現役を引退するとの連絡を受けた。
そして近日引退試合を行うらしい。

話を聞くと、引退と言うより、やはり球団から来季の構想外を受けて、自身の年齢も考えれば、これが潮時と思ったらしい。聞いた私も彼の年齢と身体を考えたら、さすがに引退以外、道はないと思うしかなかった。

彼には、球団からポストなどは特にないらしいが、まだ含みは残しているようなので、彼には球団に残れるように、ゴマをすってでもお願いしろとだけ伝えた。

なんせ30代の野球しか知らない男が、今から世間に出ても相当に厳しい。一から学ぶことも可能ではあるが、その選手の性格を考えれば、野球界に残るのが一番だと思ったからだ。

でも面白いものだ。
自分が活躍して調子がいい時には、何の連絡もないのだが、何か問題に直面すると連絡が入る。
実は、自分も経験したことだから、よくわかるのだが、そこにプロ野球選手の幼さを感じずにはえない。

普段より礼節がしっかりと出来ていれば、こういう時にこそ、多くの選択肢が選べるだろうなと切に思う。
だからこそ、私がこの分野でリードしなきゃいけないとは思うのだが、、、、
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

プロフィール

フェニックス

Author:フェニックス
元プロ野球選手のブログ。
現在、セカンドキャリアとしてプロスポーツ選手のエージェントを務める中で感じたことを綴っています。自分の選手としての経験と、エージェントして現場に身近にいる人間のブログ。

最新トラックバック

ブロマガ購読者数

現在1人が購読中です

ブロマガ一覧を見る

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
スポーツ
1191位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
野球
163位
アクセスランキングを見る>>

ブロマガ購読者数

現在1人が購読中です

ブロマガ一覧を見る

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR