コーチ人事

この時期、来季組閣の発表が各球団行われる。
秋季キャンプ前には決まらないと練習もままなりません。

新聞で発表される人事で有名なコーチの行き先はだいたい、私の方に耳に入ってきています。
正直、事後ばかりです。

この世界、自分がクビになりそうな人は大体にわかるもので、夏過ぎには他球団へ就職活動をしているものです。
危ない気配は、だいたい予想がつきますからね。

僕が某球団で聞いていた人物、最近のニュースで他球団へ移籍が決まりました。
実に見事な就職活動でした。

また裏で他球団からオファーがあった方は、今の所属する球団を退団して、次の移籍先に向かいます。
退団するときは、「責任をとって」と言っていますが、そんなことはなく、ただの移籍です。
もし本気で責任を取るのであれば、普通は他球団にもいきませんからね、そんな早く。
別に普通に「けじめとして」くらいを言えば良いんじゃないかな?と個人的には思いますけどね。

やはり一軍の監督は自分の親しい人物、昔から気心の知れた人間を起用したがります。
一人ぐらいは良いかもしれませんが、それが全体を占めるようになると、組織としておかしくなります。

また組織を全て自分の思いのままにしようとすると、膠着してしまいます。
部署の担当者が自分の意見を言いづらくなりますからね。

特に野球選手は全体のマネジメントに元々が慣れていませんから、内部がバラバラになります。

まさに裸の王様状態。全部自分がコントロールしようとすると尚更。

そして仲の良い人間であっても自分の保身のために、監督にとって本当に大事な情報だけど耳障りな情報を閉じてしまう可能性もあります。だってインセンティブの最優先は先ずは自分の生活。「自分の生活を投げ出してまで上に意見をする!」なんて真田幸村みたいな人はそうはいません。

おそらく今年もそのような球団があったように思います。

しかもその対策で新しく起用する人が出ていましたが、少し的外れのような気もします。
これも監督意向が強いのでしょう。であれば何の改善もされていないわけです。

来季も苦しむのではないでしょうか。

私の経験上、監督や重要なポストに就いている、昔偉大なキャリアを持っている人ほど、意外というか、本当に人を見る目がないんですよね、人事に。やはりあまりに上に行き過ぎているからかな。

昔、管理で有名な指導者がいましたが、その方も下に就いている人物が本当に酷かった。ボスが不在な時の態度は目にあまるものがありました。いる時といない時の差が。多分ボスは知らなかったでしょう。ボス自体は素晴らしいのだけど、結局信用している人間に足を引っ張られる形になって失脚していきました。

まぁこれも能力かもしれませんけどね。
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Author:フェニックス
元プロ野球選手のブログ。
現在、セカンドキャリアとしてプロスポーツ選手のエージェントを務める中で感じたことを綴っています。自分の選手としての経験と、エージェントして現場に身近にいる人間のブログ。

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