心配

ロッテのドラフト1位、千隼投手が心配です。
心配というのは、彼の実力、調子云々ではなく、オーバーワークの点です。

記事を見ると、昨日もブルペンで70球、居残りで150球を投球。合計220球を投げています。
本人曰く、全然ダメで納得いっていないとのこと。「下手くそは練習するしかない」と言っているそうです。

彼、おそらく真面目で完璧主義者なんでしょうね。それは人間的に高く評価してあげるところではあります。

ただ、高校も都立ですし、本当の意味で野球の厳しいところで揉まれていないところもあるでしょう。
良い意味での加減を知らないんだと思います。

まだプロ野球の流れを掴んでいないだろうし、慌てる必要など全くありません。
しかもキャンプは始まったばかりです。10日しか経っていませんから!

プロとアマでは野球のレベルが全然違います。当たり前ですが、凄い奴の集団です。ですからアマの時みたいに、抜くところというか、慣れるまで精神的に余裕を持つことが出来ません。だから非常に疲れるのです。しかもドラフト1位で期待をされてるし、評論家も毎日違う人が品評会をするので、その言葉の一つ一つに振り回されることがあります。
チームメイトの間でも、色々と言われます。「良いとか、悪い」とかね。それが嫌でも耳に入ってくるから、常に全力で良いところを見せないといけないと焦ってくるんです。
そうすれば普通、人間は力みます。となるとオーバーワークで無理をして、故障をきたすことになります。
実に馬鹿らしい話です。

彼自体の選手の特徴も把握しなければなりません。ブルペンで見栄えの良い投手なのか?あまり印象に残らないのか?
試合を重ねながら、調子を上げて行く実践派なのか? 球数を多く投げさせて調子を上げるタイプなのか?、、、おそらくスカウティングレポートがあるはずです。担当スカウトにその点はヒアリングすべきだと思います。

彼のアマ時代の投げる映像を見ましたが、普通に投げれば勝負出来る力はあるはずです。
ですから、今は仮に調子が悪くとも、焦らせず、ゆっくりとやらせるべきです。
トレーナーとも連携を密にして、彼の身体の状態を確認して、休ませる時には休養をとらせないといけません。
休養もトレーニングですから。 僕は新人については、余力を残すぐらいでも良いぐらいに思っています。

担当コーチがしっかりと本人とコミュニケーションを取って、「まだ焦るな」「大丈夫だ」「他人の声は気にするな」と常に安心させてあげることが大事でしょうね。
本人が意気込んでいるわけですから、しっかりと抑えてあげないと。


ヤクルトなんかを見ていると、首脳陣が新人投手の調整をしっかりと管理していますね。
投球練習も隔日で、球数も制限しているようです。
これは投手コーチである高津氏の意向もあると思います。


懸念するのは、故障。大事な選手ですから無理をしないように。
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Author:フェニックス
元プロ野球選手のブログ。
現在、セカンドキャリアとしてプロスポーツ選手のエージェントを務める中で感じたことを綴っています。自分の選手としての経験と、エージェントして現場に身近にいる人間のブログ。

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