勝つには訳がある

巨人の田口投手が、昨日の勝利で2年連続の二桁。
彼は4年目で、大学で言えば4年生にあたります。

彼は、非常にバランスの良い左腕ですが、背は171センチと小柄だし、特段速いボールがあるわけでもありません。

プロの中で限って言えば、飛び抜けて天性の素質に恵まれているカテゴリーではないと思います。
もちろん、真っ直ぐも表示以上のスピードと伸びがあり、コントロールも良い、スライダーも良い。似たような選手で例えると、それこそ同じチームの杉内投手でしょうか。

それでも、ここまで彼が活躍できるには、目に見えない多くの理由があるはずです。

その一つを私は去年の春のキャンプで垣間見たように思います。
それは、その時も確か書いたのですが、本当にピッチング、キャッチボールにおいて一球一球を大事します。

ブルペン練習を見たのですが、彼は最後まで集中力を切らさず、丁寧に投げていました。
その横で、雑とは言いませんが、若手投手たちが、意図の見えないピッチングをするのとは大違いでしたね。
だから私も余計に印象に残ったんでしょう。

結局、最後は一人になって、コーチ1人以外は誰もいませんでしたが、脇目も振らずに投げていましたね。
彼は去年の春のキャンプ時は、まだ一軍に残れるかどうかの存在でしたから、、、。


このしつこさというか、粘りこそが彼の最大の長所だと思いましたね。
その後、シーズン中の試合前の練習も見ましたが、変わらずに、本当にキャッチボールを丁寧にしていました。

彼は絶対的なエースではないかもしれませんが、左でローテを1年間しっかりと守り、二桁勝利が出来る存在は本当にチームとしては大きい。しかもまだ22歳。
浮かれるところは見えないし、今後も安定した成績が臨めると思います。

緊急昇格

強制送還、、、阪神の金本監督も強権を振るいました。

記事によると、昨日の先発、岩貞投手を試合途中で帰したようです。

この流れを想像すると、岩貞選手は、試合途中で球場からタクシーで宿舎へ。おそらく一人でしょうね。
そして宿舎で着替え、荷物をまとめて、そのまま新幹線で帰阪したんでしょう。

昨日は東京ドームでの試合ですから、大阪まででしたら当日帰れますもんね。
そして翌日(今日)のファームの朝の練習には合流させると言うものです。

どちらにしても厳しい決断を監督は下したわけです。
これは岩貞投手への期待の表れとも言えます。1日でも早く鍛えてリセットして、また戻ってこいとのメッセージと捉えることが出来ます。

もう一つ言うと、その裏で諸々と手配をするマネジャーやその他の動きも大変だったと思います。

担当コーチは、試合中に、明日上がる選手を二軍の首脳陣と確認、おそらく昨日の晩、試合中にも、その選手には伝えていると思います。

普通は用具や荷物は、チームの荷物車というものがあるので、移動での手荷物は楽なんですけど、これまた急ですから、選手は自分で持つことになります。ユニフォームも自分で持って行くでしょうね。
今回は代わりはおそらく投手ですから、そうは多くないかもしれませんが、これが野手であれば、しかも捕手であれば、バットはもちろん、プロテクターまで持つことなるので、そりゃ、大変でしょう。

そうそう、その荷物も、一度、自分のロッカーに行って、用具をまとめなければなりません。おそらく今朝一番に二軍の球場に行って身支度しているでしょうね。

そして正午あたりに、東京の宿舎に着くような感じでしょうか。
サインも違うでしょうから覚えないといけません。投げる方、打つ方、サインプレー等々ね。
やることはプレー以外にたくさんあります。

その選手にとって、今日一日はとてもハードです。
挨拶もしなければならないし、、、、メンタルも疲れます。

そんなストーリーがあるんです、裏では。それを見ながら今日上がってきた選手を見ると面白いかもしれませんね。

甲子園

今日から甲子園ですか。
夏の風物詩の始まりです。

プロ野球に関心がない人も、甲子園は見るって人が意外とたくさんいるようです。
私の知り合いの方は、この時期は、お休みをとって、甲子園にずっと行っているそうです。
外野はフリーなんでしょうか、一日中、試合を見ているそうです。

やはり高校生の純粋で、ひたむきなプレーが心を打つんでしょうね。
そして、ちょうどお盆の時期も重なりますし、地元を離れ、都会で暮らす人には、自身の出身地から出ている高校を応援する、それが自分の母校であれば尚更に思いは強くなります。大げさですが、自分の人生回帰に浸ることもできます。

そして見る上で意外と重要なのが、試合時間も短いこと。プロのような駆け引きによる長い間もなく、スピーディーに進みます。これは見ている側にはかなり快適です。

こうやって、挙げればキリがないほど、この甲子園というイベントには、人々が見たくなる多くの要素が詰め込んであります。
こんなコンテンツ、なかなかありませんからね。

赤提灯でも、サラリーマンの皆さんが、どこが優勝するのか、どの選手が素晴らしいか?なんていう話題が酒のつまみになっていることでしょう。都会でも地方でも。

メディアもこの時期は、甲子園で、話題、ネタには困りません。

さて今年の夏はどんなドラマが待っているのでしょうか。
私も人々の会話についていけるくらいは、情報を持っていたいと思っています。

暑さ対策

http://www.hochi.co.jp/baseball/npb/20170806-OHT1T50232.html

登板中に足がつる。監督である工藤さんは経験がないとのこと。

足がつる原因は様々でしょうが、一つはやはり、今の時代の異常なほどの高温多湿にあると思います。

暑さの質が明らかに昔と違います。

西武ドームは、確かにドームですが、完全な屋内仕様ではありません。外野に隙間があります。もちろん冷房は効いていないでしょうし、風も通らなくて、とにかく暑い印象があります。(冬は寒いし)

その中で投げているわけですから投手の疲労感は相当だと思います。もちろん武田投手自身の身体の強さ、普段の習慣、その時の疲労度、投げ方による負担もあるでしょう。

これは、いくらサプリメントや着ているギアが向上していてもなかなか補えないものもあります。



今後、この夏への対策は、シーズンを見据える上で、チームとしては、大きな課題になるでしょう。
特に屋外をホームとするチームは対策が必要です。

グランド内だけでは到底無理でしょうね。選手自身の自己管理が必要です。その中でも独身者でしょうか。
食事、睡眠等々。


ビジターでも、本来、門限などはあってないようなものですが、今の状況であれば、当然必要になってくるでしょう。
ただ、今の選手はあまり外に出ないと聞きます。これが、かえって良いかもしれませんね。

ダントツの左腕

西武がここにきて12連勝。まさに大型連勝で、昨年の日ハムを思い出します。
これで2位楽天と4差。首位だって射程圏内でしょう。

この時期、勢いこそが最大の武器です。
上位の2チームは脅威だと思います。

しかし昨日の先発の菊池投手はマックス158キロですか。しかも左で、ですからね。
ただ速いだけでなく、ボールそのものに力を感じます。テレビで見ていてもスピン量やベース上での勢い、角度といい、他の投手の比でないことが分かります。

彼は、ここ数年の日本球界の左腕の中でもダントツの投手だと私は思います。
引退はしましたが、石井一久投手の全盛期、いや、それ以上ではないでしょうか。
こうなると興味は、彼のメジャー移籍です。

今オフは無理でしょうねぇ、、、、。
やはり優勝を手土産にとか、ファン、周囲が納得する形を作ることが必要です。
まだ彼にはそこまでの球団への貢献度はないでしょう。

現場からしても、さぁ、来年は優勝だ!と思った矢先に絶対的なエースがいなくなるのは勘弁してもらいたいものです。
ただでさえ今年、岸投手が抜けてますからね、、、。

しかしこのまま逆転優勝となれば話は変わってきます。大義名分が本人にも球団にも出来ますからね。
それは菊池投手本人も分かっていて、モチベーションになっているのかもしれませんね。

個人的には一番良い時に、メジャーで投げるところを見てみたいと思います。

プロフィール

フェニックス

Author:フェニックス
元プロ野球選手のブログ。
現在、セカンドキャリアとしてプロスポーツ選手のエージェントを務める中で感じたことを綴っています。自分の選手としての経験と、エージェントして現場に身近にいる人間のブログ。

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