先乗り

さて、今朝のスポーツ紙を見ると、既にキャンプ地に早乗りして、練習をしている球団があります。名目上は、選手会主催で自主的な練習とありますが、実質上は、球団主導での練習でしょう。
今は分かりませんが、これは昔からありました。
一番分かりやすいのは、この前乗り分の宿泊費等々を誰が出しているかです。
おそらく球団が負担していると思います。もちろん交通手段の段取りもそうです。飛行機の手配、予約もそうでしょうし、グランドの手配、ホテルから宿舎への貸切バスの手配など。これも球団側が用意しているのではないでしょうか。

ですから選手にとっては、感覚的には、ほぼキャンプインと言って良いでしょうね。
ユニフォームを着ていない、指導者はいない中でのキャンプインです。

ただ、これは選手にとってもメリットがあります。現地に入って身体を慣らすことが出来ます。
やはり寒暖の差もありますからね。コンディション面を考えると良いことかもしれません。
そして環境面でのアジャストです。環境が違うと疲れますから、慣れていると、余裕が生まれます。
(これは選手によって様々ですけどね。)

ただ、先乗りは全球団ではありません。キャンプ前日に入りのところもあります。
そちらが多いかな?
やはり選手が大人数なので、前のりの数日間でも、費用大きくかさみます。
それぞれの懐事情もあるので、先乗りをするところは、比較的資本が潤沢なところでしょう。

これは選手は、その負担や手間の感覚はなかなかわからないでしょう。

これが個人で動くプロゴルファーなどであれば、非常に敏感だと思います。
全てが自己責任であり、自分でマネジメントしなければなりません。
これは一般で言う、創業者と大企業に勤めている人とも似ているかもしれません。

人それぞれ

今朝の日刊スポーツにロッテ涌井選手のメジャー断念、ロッテ残留の記事がありました。
まだ本当か否かはわかりませんが、やはりこの時期になると、次のステップに進むのは無理もありません。

決断には、本人の意思とチームへの配慮が一番だったのでしょうが、球団側も仮に涌井選手が移籍するのであれば、彼の穴を埋める選手を探す必要があります。幾ら待つと言っても、1月中が双方の期限だったかもしれませんね。

これは野手であれば、ポジションの固定が切実なので、もっと早い段階で決めなければなりません。以前、稲葉選手や谷繁選手のケースです。
しかし今回のように投手であれば何人いても構いませんから、もしもロッテが強引な態度をとれば、他球団が涌井選手の獲得に動く可能性があります。
そう言った点からは、FAというのは、投手の方が取りやすく、需要が大きいかもしれません。

さて、今回、報道の通りであれば涌井選手はメジャー断念になります。しかしこのまま待っていれば、契約が出来たかもしれません。それはメジャー契約でもなく、マイナーをも含めればです。


そこで、こんなことを思い出しました。

私は数年前まで、メジャー関係者と付き合いがあり、話をする機会が多々ありました。その時に毎年オフに日本からメジャーを目指す選手についての話を聞きましたが、日本の報道と現地の評価の違いをまざまざと実感しました。

印象的なのは、ある年、日本の実績ある若手野手がメジャー移籍を決め、日本では毎日のように羨望の契約が取り上げられていましたが、その関係者は、はっきりと言っていました。「うちは獲らない。獲るならマイナー契約が精一杯。いや、それでも選手の枠を考えたら無理かもしれない。」と。しかも彼が今、日本で貰っている年俸など払うことは有り得ないからと。でも年俸は1000万でも、マイナーでも良いから、とにかくメジャーに挑戦したいという強い気持ちがあれば、考えるかもしれないと。結局、その選手はメジャーに入団しましたが、思うような成績を残せず、その後日本に復帰しました。

その関係者は言っていました。ヤクルトの青木選手のように、今の地位を投げうってでも、現地で自分でテストを開き、年俸も何分の一になってもメジャーに挑戦したいと言う覚悟と強い気持ちがないと、無理ではないかと。
そこまで強い思いがないと、メジャーでは難しいと言っていました。

そう言えば、開拓者の野茂選手もまさにそうでした。

断っておくと、これはそれぞれの生き方で有り、あくまで、良いとか悪いとか言うことでは有りません。
それぞれの野球人生があり、プランがあります。

良いんじゃないのかな

松坂投手のキャッチボールの映像を見ることが出来ました。
相手をした選手が、「ピュッと来るのではなく、重い」と言っていましたね。

見た感じ、非常に良いと思います。本人がストレスなく腕を振れています。

確かに立ち投げの感が強いこと、そして下半身との連動などと思うところはありますが、それは今に始まったことではありません。次回は傾斜のあるマウンドで、捕手を座らせてどうかでしょう。

僕の感想は、「いけるんじゃないの」
松坂投手も、手応えと自信があるから、このように早々にキャッチボールを披露出来たんだと思います。

びっくりした

「中日・松坂 岩瀬とVIPラウンド 31日選手会ゴルフ参加へ」
http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2018/01/25/kiji/20180124s00001173315000c.html

これ、今朝のスポニチの記事です。
私が驚いたのは、別に松坂選手に関してではなく、キャンプ前日での選手会でのゴルフです。
記事には恒例と書いてあるので、もう何年も行っているんでしょう。

キャンプと言えば、シーズンの始まりです。野球選手にとってはお正月みたいなもの。
期待と不安が混じる中で、キャンプ前日に選手会(おそらく希望者のみとは思いますけど)でゴルフをするっていうのが私の中ではなかったですね。

確かに映画館やパチンコ屋(今時の選手はどうなんでしょう?)に行って、風邪を引いたり、移されたりするリスクを考えると、身体を動かすほうが、良いことは確かです。

キャンプ前日というのは、休日ですから、これまでもゴルフが好きな選手は、プレーをしていたかもしれません。
ハーフぐらいだったら、良い運動とも言えますからね。

でも、私にはそんな余裕はなかったなぁ、、、、、。とにかくおとなしくしていた記憶があります。
夜には、全体ミーティングもあるし、用具等、明日からの準備をしていたように思います。

考えてみると、今回、松坂選手が中日に入団したことで、こんな事も記事なるのであって、やはり松坂選手の注目度、インパクトは大きいということです。今後、中日関連の記事が増えることは間違い無いでしょうね。

合格

松坂投手の中日入団が決まりました。
記事のよれば、立ち投げのみですから、テストというのは、もはや形式的なものだったと見ていいでしょうね。
森監督の「本人がやり尽くせばいい」とコメントが全てを物語っています。

これからキャンプに入っていくわけですから、今回のテストのように投球を隠すわけにはいきません。
投げるボールと結果が全てになります。

ここまでの選手です。仮に厳しい結果になろうとも、彼のキャリアがなくなるわけでもありません。
堂々と、悔いのないように、やり尽くしてほしいですね。

プロフィール

フェニックス

Author:フェニックス
元プロ野球選手のブログ。
現在、セカンドキャリアとしてプロスポーツ選手のエージェントを務める中で感じたことを綴っています。自分の選手としての経験と、エージェントして現場に身近にいる人間のブログ。

最新トラックバック

ブロマガ購読者数

現在0人が購読中です

ブロマガ一覧を見る

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
スポーツ
743位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
野球
98位
アクセスランキングを見る>>

ブロマガ購読者数

現在0人が購読中です

ブロマガ一覧を見る

カウンター

現在の閲覧者数:

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR