終戦記念日

今日は甲子園が雨で順延。
終戦記念日の今日、先人の方々に敬意と哀悼の意を捧げ、思いを馳せることが大切ではないでしょうか。

今、日本は北朝鮮問題が緊迫していますが、この中止は、球児たちにも我々にも、今一度、改めて戦争について考えるように、野球の神様が用意してくださったものかもしれませんね。

辞任

ロッテ伊東監督が今年限りで辞任を発表。
シーズン途中で、しかもまだ二ヶ月も試合が残っている中での発表は異例と言っていいでしょう。
勇退でもありませんしね。

ここで言えるのは、伊東監督への求心力は間違いなく低下すること。
これは監督自身は相当やりづらいはず。
そりゃ、そうでしょう。選手は来年はいなくなる監督の顔色を伺う必要はないんだから。
これはコーチも同じ。伊東さんと一蓮托生のコーチも辞めることになるでしょうから。

選手はこのパワーバランスに非常に敏感です。

それでも監督自身が敢えて自らが言うことになったのは、おそらくですが、フロントとの関係がうまくいってなかったのかもしれませんね。あくまで想像なんですが。

伊東さんの、抵抗というか、意地というか、そんな気がします。

さて、私はプロ3年目にシーズン始めに監督が途中休養した経験があるのですが、その時の監督さんが連れてきたコーチ陣は、その後に急に優しくなりましたね。
本当に人が変わったくらいに。

選手も、今でいう忖度する必要もないので、お互い肩の荷が下りたように、なんでしょう、コミュニケーションがスムーズになったような気がしました。
もっと早くこんな関係であれば良かったのにと思った記憶があります。

ただシラけたのは、そのコーチ陣の一人の方が、試合中に、僕ら選手に
「なんか仕事ないかな、、、そうだ、試合中に選手の車を洗車するからその時はよろしくね」なんて冗談だが、本気だかわからないことを言っていましたね。それまでは試合中に冗談さえ許さなかった人なんですが、、、、。

しかし、そういう人は生き方が上手いんでしょう、見事翌年は他球団でコーチ職をしていました。
その後に会った時に真面目な顔で話されていましたが、私はまともに受け入れることは出来ませんでした。

窮地の時ほど、その人間の本性が出ますんで。

ロッテはこれから少し複雑な雰囲気の中で戦うことになります。

選手にとっては、今の首脳陣との関係性はそれぞれです。
自分を見出してくれた選手もいるし、機会が減った選手もいるでしょう。


ただプロ野球界は狭い世界です。
いつ今後、どこでどんな繋がりが出てくるかわかりません。

社会人としての立ち振る舞いが大事だと思います。
それもまた人間力です。

多様性

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/211366

この監督さん、面白い。少し過ぎる部分がありますが、今、選手への「自主性」が重んじられている流れがある中、このような監督さんがいるのも、良いんじゃないでしょうか。

この記事の中で、監督さんの
「自主性を待っていたら3年間終わってしまう」という言葉。実に説得力がある。

文武両道がタイトルになっていますが、まずこの論点がずれている。
まず、この学校に入学する生徒はスタートが進学校の生徒とは全く違っている?いたように思います。

育ってきたというか、それまでの経緯が全く違うところからのスタートですから、比較する方が難しいですね。

この監督さんのやっていることは、勉強の前に、野球を通しての人間形成、教育でしょう。
甲子園は、あくまで目標設定であり、一番は人間教育をされているように思います。

私は、指導法に、絶対という正解はないと思います。人によって合う、合わないがあるだろうし、好みもある。
それは当人しかわかりません。

だからこそ多様性がある方が良い。そして選ぶのは本人です。

甲子園を目指すのではなく、ゆる〜く楽しい野球もあるし、厳しい野球を自らやりたい人もいるだろう。その厳しさが後々生きる糧になればと願う親御さんもいるでしょうし。
全ての子供達がプロを目指し、上で野球をやりたいわけでもないし、やりたくても、能力的に高校で終わらざるを得ない子供達が多いのも事実です。

危惧するのは、現場を知らない人間が机上論だけで聞こえの良いことばかりを言わないこと。
高校野球の指導者がどれだけ大変であり、きつい環境であることか。
これはやったことがないと言い切れません。

もちろん、それは私にも言えること。


この監督への是非はあると思いますが、私は一つの考え方として印象に残りました。

勝つには訳がある

巨人の田口投手が、昨日の勝利で2年連続の二桁。
彼は4年目で、大学で言えば4年生にあたります。

彼は、非常にバランスの良い左腕ですが、背は171センチと小柄だし、特段速いボールがあるわけでもありません。

プロの中で限って言えば、飛び抜けて天性の素質に恵まれているカテゴリーではないと思います。
もちろん、真っ直ぐも表示以上のスピードと伸びがあり、コントロールも良い、スライダーも良い。似たような選手で例えると、それこそ同じチームの杉内投手でしょうか。

それでも、ここまで彼が活躍できるには、目に見えない多くの理由があるはずです。

その一つを私は去年の春のキャンプで垣間見たように思います。
それは、その時も確か書いたのですが、本当にピッチング、キャッチボールにおいて一球一球を大事します。

ブルペン練習を見たのですが、彼は最後まで集中力を切らさず、丁寧に投げていました。
その横で、雑とは言いませんが、若手投手たちが、意図の見えないピッチングをするのとは大違いでしたね。
だから私も余計に印象に残ったんでしょう。

結局、最後は一人になって、コーチ1人以外は誰もいませんでしたが、脇目も振らずに投げていましたね。
彼は去年の春のキャンプ時は、まだ一軍に残れるかどうかの存在でしたから、、、。


このしつこさというか、粘りこそが彼の最大の長所だと思いましたね。
その後、シーズン中の試合前の練習も見ましたが、変わらずに、本当にキャッチボールを丁寧にしていました。

彼は絶対的なエースではないかもしれませんが、左でローテを1年間しっかりと守り、二桁勝利が出来る存在は本当にチームとしては大きい。しかもまだ22歳。
浮かれるところは見えないし、今後も安定した成績が臨めると思います。

緊急昇格

強制送還、、、阪神の金本監督も強権を振るいました。

記事によると、昨日の先発、岩貞投手を試合途中で帰したようです。

この流れを想像すると、岩貞選手は、試合途中で球場からタクシーで宿舎へ。おそらく一人でしょうね。
そして宿舎で着替え、荷物をまとめて、そのまま新幹線で帰阪したんでしょう。

昨日は東京ドームでの試合ですから、大阪まででしたら当日帰れますもんね。
そして翌日(今日)のファームの朝の練習には合流させると言うものです。

どちらにしても厳しい決断を監督は下したわけです。
これは岩貞投手への期待の表れとも言えます。1日でも早く鍛えてリセットして、また戻ってこいとのメッセージと捉えることが出来ます。

もう一つ言うと、その裏で諸々と手配をするマネジャーやその他の動きも大変だったと思います。

担当コーチは、試合中に、明日上がる選手を二軍の首脳陣と確認、おそらく昨日の晩、試合中にも、その選手には伝えていると思います。

普通は用具や荷物は、チームの荷物車というものがあるので、移動での手荷物は楽なんですけど、これまた急ですから、選手は自分で持つことになります。ユニフォームも自分で持って行くでしょうね。
今回は代わりはおそらく投手ですから、そうは多くないかもしれませんが、これが野手であれば、しかも捕手であれば、バットはもちろん、プロテクターまで持つことなるので、そりゃ、大変でしょう。

そうそう、その荷物も、一度、自分のロッカーに行って、用具をまとめなければなりません。おそらく今朝一番に二軍の球場に行って身支度しているでしょうね。

そして正午あたりに、東京の宿舎に着くような感じでしょうか。
サインも違うでしょうから覚えないといけません。投げる方、打つ方、サインプレー等々ね。
やることはプレー以外にたくさんあります。

その選手にとって、今日一日はとてもハードです。
挨拶もしなければならないし、、、、メンタルも疲れます。

そんなストーリーがあるんです、裏では。それを見ながら今日上がってきた選手を見ると面白いかもしれませんね。

プロフィール

フェニックス

Author:フェニックス
元プロ野球選手のブログ。
現在、セカンドキャリアとしてプロスポーツ選手のエージェントを務める中で感じたことを綴っています。自分の選手としての経験と、エージェントして現場に身近にいる人間のブログ。

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